手作り豆腐

豆腐が好き(絹より木綿、それも重めのもの)ですが、最近美味しい豆腐が少ないので手作りしています。
生搾り法だと、熱い豆乳を搾らなくて良いので楽です。濃い豆乳で作るので、市販の豆腐よりも美味しいこと間違いなし。

材料(約2丁分) 

    大豆 300グラム
    水   1200~1500cc(できれば浄水器を通して)
    にがり 12.5~15cc(商品により濃さが違うので適量が異なる場合あり)

必要な道具

    計量秤(大豆を計る)
    計量カップ
    計量スプーン(12.5ccが計れれば良い)
    ボール
    ざる
    木綿の布
    鍋
    温度計
    豆腐用の型(無くても大丈夫)    
 
作り方    

 1. 大豆を洗って、一晩水に漬けておく(分量外)
 2. 戻した大豆の水を切る
 3. 大豆と水を同割でミキサーへ (カップ1の大豆 : カップ1の水)
  (注意)一度に300gの大豆は多すぎるので、やり易い量で 
 4. ドロドロになるまでミキサーを回す
 5. ざるに布(さらしなどの木綿)をひろげ、そこへ液状になった大豆を注ぐ
  (一度に多くの量だと搾るのが難しいので、半分程度の量で、2回に分けるとよい) 
 6. 布の口を絞り(捻る、縛るなどおからが出てこないようにする)、豆乳を搾る
 7. これ以上は搾れないというところで、おからを他の容器にあける
 8. 3から7を繰り返し、全量の豆乳を搾る
   (余った水はミキサーをゆすいで同じように搾る)
 9. 豆乳を鍋に入れ火にかける(中火)
10. 沸騰するまで、かき回しながら待つ
11. 沸騰したら一旦火を止める
12. 再度火をつけて、弱火でかき回しながら10分ほど加熱
   (焦げないように注意 あえて少し焦がして風味をつける作り方もあるが、鍋を焦げ付かせると
    後片付けが大変)
13. 火を止めて温度計を入れ、80度弱になるまで待つ
14.. 冷める間に、にがりを計量しておく(濃厚タイプの場合、数倍の水で薄めておいてもよい)
15. 温度が下がったら(78度程度)、勢いよくかき回し、そこへにがりを注ぎ入れる
16. 数回かき回したら、強制的に流れを止めて、ふたをする
17. 豆腐を入れる容器と布を準備する。
   (水切りできる四角い容器がなければ、豆乳を搾ったときのざると布で構わない)
18. 15分程待って、ふんわりと固まっていることを確認したら、大スプーンや小さなお玉で容器へ重ねていく
   (にがりの量が適量なら、このまま食べても美味しい。俗におぼろ豆腐、寄せ豆腐といわれるもの。)
19. すべて入ったら、上面を布で包むようにして、お皿などを載せ重石をする。
   柔らかめが好みであれば、重しをせずにそのままで水を切れば良い。
20. 豆腐の水が切れたら出来上がり(30分程度もあれば良い)
21. 味見をして、もし苦ければ(原因 にがりが多すぎた)水にさらす。味に問題なければ
   あえて水にさらす必要はない

   おからは生なので、加熱して使ってください。定番の煮物のほか、ひき肉と混ぜて
   「おからハンバーグ」も美味しいです。